こんにちは、よろずです。
便利でおしゃれな家電製品を数多く産み出している小型家電メーカーのsiroca(シロカ)。
今回はそんなシロカの少人数向け食洗機SS-MU251の紹介です。
SS-MU251はタンク式/分岐水栓兼用なので、タンクを使えば工事無しでどこでもすぐに使えます。
分岐水栓に接続すれば面倒な給水が不要!お住まいにあわせて2種類の使い方が可能。
SS-MU251はコンパクトな食洗機ですので、3人以上の家庭や朝晩のまとめ洗いをしたい方には向きません。
一食分の食器洗いを任せられれば十分という方におすすめです。
エントリーモデルとしてぴったりの一台で、「とりあえず使ってみたい」という方にもおすすめ出来ます。
それでも食洗機は高い買い物。導入は悩みますよね。
「購入後に使わなくなったら」
「本当に必要かどうか不安」
こういった方には、「食洗機レンタル」がおすすめです。
2週間からレンタルできるサービスもあり、実際に使ってみてメリットとデメリットを確認できます。
購入前の不安をしっかり解消出来るおすすめのサービスです。
シロカの食洗機をレンタルするなら以下の二つのサービスがおすすめです。
DMMいろいろレンタルの公式サイトはこちらそれではシロカ SS-MU251について解説していきます。
シロカ SS-MU251の基本スペック
メーカー /型番 | シロカ SS-MU251 |
公式HP | 詳細を見る |
価格帯 | 5万円台~ |
給水方式 | タンク式/ 分岐水栓 |
洗浄 コース | ・標準(65分)+送風(60分) ・念入り(72分)+送風(60分) ・おいそぎ(37分※送風なし) ・ソフト(62分)+送風(60分) ・高温すすぎ(57分)+送風(60分) ・庫内洗浄(60分) |
洗浄 すすぎ温度 | 最高75℃ |
低温洗浄 | あり(ソフトコース) |
乾燥方式 | 送風乾燥 |
乾燥運転 | 乾燥のみなし |
除菌機能 | UV除菌モード |
予約機能 | 1~6時間後 (1時間単位設定可) |
製品サイズ (幅/奥行/高) | 42×44×47 (cm) |
食器点数 | 16点(3人分) |
最大対応 サイズ | 27cm |
洗浄ノズル | 2個(上下) |
水量 | 6ℓ |
作動音 | メーカー値:56~58㏈ 実測値:64~67㏈ (食洗機本体上) |
給水ホース 長さ | 1.5m |
排水ホース 長さ | 1.5m |
特徴 | チャイルドロック UV除菌専用コース 給水トレイ付属 分岐水栓式兼用 |
メーカー /型番 | シロカ SS-MU251 |
ECサイト | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!で探す |
食洗機が我が家に到着
食洗機が届きました。付属品はこちらです。
①給水ホースと排水ホース 長さは共に1.5mです。
②給水カップ 容量は1.8ℓ。本体の水量が6ℓなのになぜ…
③給水トレイ これがあると給水時に水がこぼれにくい。
④小物かご 箸やスプーンを置ける。天井まで4~5cmあるので、薄い皿なども置けます。
⑤かご メインの置き場。写真右の皿立てガイドは倒すことが出来る。
さっそく設置していきます。
本体設置
食洗機は壁や火元から一定の距離をおいて設置しなければなりません。
SS-MU251の場合は側面5㎝以上、後面6㎝以上、上面70㎝以上です。
ガスコンロなどの熱源からは15㎝以上離しましょう。
上面は湯気を含んだ排気が出るため、広く開けておく必要があります。
排水ホース設置
排水ホースは背面に向かって一番左の穴に差し込みます。
ホースが抜けないように「ホースバンド」のつまみを時計回りに締め込めば完了です。
排水ホースの先はシンクかバケツ等に設置します。
ホースの先を固定しておく吸盤の力が弱いので、バケツやシンクから外に飛び出さないように注意!!
ホースが長い場合は切って調整も可能ですが、配置変えなどを考慮して折り返しておく方がいいでしょう。
その際、折り返したホースの位置が高くなるとうまく排水されませんのでご注意ください。
電源・アース・給水トレイ設置
食洗機を設置するときは本体や自分の体を守るためにアースを設置しましょう。
SS-MU251には給水時に水がこぼれにくいように「給水トレイ」が付属していますので、トレイも設置しておきます。
※給水トレイは常設でも使用時のみでも可
以上で設置は完了です。15分もあれば十分でしょう。
タンク式は手間なく設置できるのもひとつのメリットだぞ。
【まるわかり】SS-MU251の参考画像
設置が済んだところで、SS-MU251を画像で紹介していきます。
本体正面(UV除菌稼動中)と庫内の様子。
操作盤とドア裏の洗剤入れ。洗浄コースは全5コース。洗剤入れには4gの線が引いてあります。
天面の給水口と背面の様子。今回は給水ホースを使わないので、キャップをしてあります。
本体の外側寸法。
庫内寸法。小物かごは外してあります。高さはかご底面~天井まで。
小物かごを外せば、約27cmのお皿が収納可能です。
※収納場所によっては上部ノズルに接触するので注意。
小物かごを付けた場合は、約23cmのお皿が収納出来ます。
庫内ライトと上下ノズル。
サイズ感はそこまで変わらない。体積は約1.3倍。
サイズ感、仕様もほぼほぼ変わらない。実際に作っているところは同じなのかな?
全体的にAINXの方が若干小さめ。
【ココがおすすめ】SS-MU251の特徴
それぞれ解説していきます。
タンク式/分岐水栓兼用
SS-MU251はタンク/分岐水栓兼用モデルです。
分岐水栓式にした方が給水の手間を省けますが、適合する分岐水栓がない場合や蛇口から遠くに設置せざるを得ない場合はタンク式として使用できます。
給水ホースは付属しているので、分岐水栓があればすぐに変更可能です。
引っ越し先ではシンク横に設置できるため、分岐水栓に変えるなどお住まいに合わせて柔軟な対応ができます。
節水
食洗機を使うメリットとして非常に大きいのが「節水」です。
使用水量が6ℓのSS-MU251は手洗いに比べて1回あたり約29Lも節水が出来ます。
手洗いより、1回あたり約29L節水*3。家計にも地球にもやさしい。
*3 約40℃のお湯10Lで漬け置き洗い後、洗剤を使用して毎分6Lで食器1点を13.5秒間、小物1点を5.5秒間、お湯を流しながらすすいだ場合との比較(日本電機工業会自主基準/標準汚染時)
引用元:siroca
食器洗いは5分間流しっぱなしで約60ℓ使用すると言われているぞ!
高温洗浄で手洗いよりキレイ
最高75℃の洗浄水と強力な食洗機専用洗剤で手洗いよりキレイな仕上がりに。同時に除菌もされています。
食肉の脂が溶け出す温度は40~50℃なので、高温で仕上げる食洗機は脂もスッキリ落ちます。
UV除菌
紫外線照射による除菌機能もあります。
布巾や食器洗いスポンジ、スマホケースやマスクも除菌が可能です。
チャイルドロック
お子様が作動中にドアを開けてしまうのを防ぎます。
パネルの「予約」「UV」ボタンを同時に長押しするとロックを掛けることが出来ます。
タイマー
子供を寝かしつけたばかりなど「今は音を立てたくない」時に便利なのがタイマー機能。
作動する時間を1時間単位で「1~6時間後」に設定できます。
シロカ食洗機の「使って分かったメリット」5選
順番に解説していきます。
庫内ライト
ドアを開けると庫内のライトが一定時間点灯します。
ただでさえ薄暗いことも多いキッチンで食洗機の中はさらに暗い。
庫内ライトで食器入れも楽ちん!
洗剤入れ
洗剤を入れる場所はドアの裏についています。
そのため食器を入れた後でも難なく洗剤を投入可能。
さらに1回分の目安に線が引いてあるため、毎回計らなくてもいいのもグッドです。
粉末洗剤の中には計量スプーンがついていない製品もあります。
窓から洗っている様子が見られる
「これはメリットか?」と思ったあなた!これも立派なメリットです。
なぜなら中の様子が見える事できちんと食器に洗浄水が当たっているか分かるからです。
きちんと洗浄水が当たるように工夫してセットすることでより効率的に使えるようになります。
作動音は比較的静か
メーカー提示値は56~58㏈ですが、実測値は食洗機の真上で64~67㏈。
ただし3mほど離れたリビングでは、51~53㏈で体感的にもかなり静かでした。
音の感じ方は人それぞれなので、目安表を掲載しておきます。
レンタルで取扱いあり
SS-MU251は家電レンタルサービスで取扱いがあるため、実際にレンタルして使い勝手を確認してから購入することが出来ます。
家電レンタルについて詳しくはこちらの記事もご参照ください。
シロカ SS-MU251をレンタルするならDMMいろいろレンタル
こんな人に使って欲しい「おすすめできる人」3選
1~2人暮らしにおすすめ
SS-MU251は大人2人+乳幼児くらいが限度と感じました。
メーカー公表の収納点数はあくまで目安であり、食器セットをきれいに並べた場合です。
実際の食卓はお皿もばらばら、調理器具あり、毎回きれいに収まることはありません。
子供が2人ならば迷わず大容量タイプ!!
こちらの記事もご参照ください。
食器を毎食後に洗っている人
SS-MU251は、食器収納点数が16点なのでまとめ洗いには不向きです。
毎食後に必ず食器を洗っているような方は食器洗いの手間が減らせます。
とにかく食洗機を使ってみたい
いきなり高いお金を出してビルトインや卓上型のハイエンドモデルはちょっと…
食洗機を使ってみたいけど、敷居が高いという方におすすめです。
SS-MU251は食洗機の利便性を感じるには十分なサイズも機能も揃っています。
価格は5万円台前半(2022年9月1日現在)と決して安くはないですが、それでも大容量モデルの半値くらいで購入できます。
どうしても購入に踏み切れない場合は、家電レンタルを利用すれば約6,000円で2週間レンタルすることも可能です。
シロカ SS-MU251をレンタルするならDMMいろいろレンタル
レンタルについて詳しくはこちらの記事もご参照ください。
シロカ食洗機の「使って分かったデメリット」5選
順番に解説していきます。
やっぱり給水はめんどくさい
SS-MU251の使用水量は約6ℓ。付属のカップで3.5回給水が必要です。
給水口は上部にあるため、給水トレイがあるとはいえ女性目線では特に入れにくさを感じやすいようです。
4回給水するのに2分はかかりますが、時短目的で食洗機を導入したのに、1年で730分=約12時間を給水の為に使っていると思うともったいなく感じます。
可能であれば分岐水栓を取り付けて自動給水にしましょう。
こちらの記事もご参照ください。
送風乾燥で庫内は乾かない
シロカの食洗機はSS-MH351のみヒーターを使った「温風乾燥」が付いていますが、その他の機種は「送風乾燥」です。
送風乾燥をするか、「高温すすぎ」を選んで洗い上りの熱を利用して自然乾燥すれば食器類はだいたい乾いていますが、庫内は天井を含めて水滴だらけ。
そのままドアを閉めておくと、臭いやカビ、ぬめりの原因になりそうなので軽く拭き上げてドアを開けっぱなしで乾燥させています。これが毎日となると地味に手間です。
パナソニックなど温風乾燥付きの場合は食器も庫内もほぼ完全に乾いています。
食器が入れづらい
ここから3項目は大きさに関することです。
やはり庫内はせまく、2人分の食器+αが限界でしょう。
上かごが外せたり、食器を支えるピンを一部倒せたりと入れやすくする工夫はありますがそもそもの狭さをカバーする程ではありません。
意外と大きい
外観の話ですが、意外と大きいです。
SS-MU251は立方体に近い形(42×44×47㎝)なので置く場所によってはかなり存在感が出てしまいます。
奥行はパナソニックの方が薄い。ドアもパナソニックは2分割なので手間のスペースが少なくて済む。
場所があるなら少し余分にお金を出してパナソニックを購入した方が、後悔がなく過ごせるかもしれません。
ちなみにSS-MU251とパナソニックのNP-TH4を比べて
体積は約1.33倍になりますが、庫内容積は約1.77倍とかなり広がります。
食器収納点数で言うと16点→40点と倍以上に増えます。
手洗いはなくならない
これは食洗機全般に言えることですが、材質により洗えないものや、当たり前ですが物理的に収納できないものは洗えません。
SS-MU251の場合、食器類はほとんど収納出来ますが、調理器具は厳しいです。
食洗機では大きいフライパンや鍋はムリ。僕の出番だな?
実際に使用して感じたデメリットは以上です。
こんなにデメリットを挙げておいてなんですが、やっぱり食器を洗ってくれるだけでもだいぶ助かります。
節水にもなりますし、食器を洗っている間に調理器具をちゃちゃっと洗ってシンクの掃除もしてしまえばいつもピカピカのキッチンを維持できるのですから。
ちょっと待って!こんな人にはおすすめ出来ません
「使って分かったデメリット」5選を踏まえたうえで以下の人にはSS-MU251をおすすめ出来ません。
3人以上の家庭やまとめ洗いする場合は要注意
お伝えしているようにSS-MU251は2人+α分の食器が限度です。
子供が小さい場合は事足りると思います。
2人暮らし共働きで朝夕食分をまとめて洗浄したい場合や子供2人の4人家族では容量不足となるでしょう。
今後を見据えて大きい機種を買うか、買い替えを前提に小さめを買うかも含めて、家電レンタルで一度実際に使ってみるのもいいでしょう。
参考までに卓上型食洗機の寿命は5~7年といわれています。
自炊が少ない人
外食がメインで自炊をほとんどしない場合、食洗機は不要でしょう。
完璧な洗い上りを求める人
食洗機は完璧ではありませんので洗い残しや乾燥不足などたまにはミスもあります。
一点の曇りもないグラスを求める方や食器洗いが好きでお皿を磨くようにきれいにする人には向かないでしょう。
意外と大きい食洗機 設置場所はよく検討しよう
「本体設置」でも説明しましたが、食洗機は本体が大きい上に周りから一定の距離を置いて設置しなければなりません。
SS-MU251の場合は以下の通りです。
さらに火元から15cm以上離し、電源・アース・給水ホース(分岐水栓使用の場合)・排水ホースの取り回しを考えます。
忘れてはならないのが、調理スペース。
食洗機を置いたはいいが、まな板も置けないくらいに狭くなっては元も子もありません。
使い方は「食器・洗剤・水を入れてボタンを押す」だけの簡単4ステップ
使い方は簡単で、説明するまでもありませんが一応。
食器同士がぴったりと重ならないように、ノズルからの洗浄水がまんべんなく当たるように配置します。
ドアの裏側に洗剤を入れるくぼみが付いています。
液体洗剤や粉末洗剤はこちらに入れましょう。くぼみに線が引いてあり、おおよそ1回分の量が分かるようになっていますので、毎回計量する必要はありません。
タブレット洗剤は庫内底面の金属のメッシュの上にひとつ置きます。
付属のカップなどで水を上部の給水口から入れます。
給水トレイを使用するとこぼすことなく入れられます。
洗浄コースを選んでスタートボタンを押せばOK。
洗浄コースについて
SS-MU251の洗浄コースは6種類あります。
・標準…食後すぐに洗うときや通常のご使用時
・念入り…食後から時間が経過したものや、調理器具などを洗うとき
・おいそぎ…軽い汚れのもの、つけおきや水洗い後のものを洗うとき
・ソフト…プラスチック製の食器を洗うとき、耐熱温度65℃~90℃未満のものを洗うとき
・高温すすぎ…洗剤を使わずに、お湯だけで洗いたいとき
・庫内洗浄…洗剤を使わずに、お湯だけで洗いたいとき
洗浄力上下ノズルで良く落ちる!洗浄力チェック
大きさでは不満がありましたが、洗浄力は文句なしです。
回転式のノズルが上下2か所についており、食器に満遍なく洗浄水が回っています。
前面が窓になっているので、きちんと洗えているのが確認できて良いですね。
一食分の洗浄前後の画像がこちら
上下にノズルがあるので、食器同士がある程度重なっていても、密着していなければうまく洗浄水が当たるようです。
洗浄力は十分!!
食洗機を長持ちさせるコツは日々のお手入れ
食洗機の故障や悪臭、カビなどを防ぐには日々のお手入れが重要です。
といってもそこまで大掛かりなものはありません。
毎回の洗浄で庫内を食器と共に洗っているわけですから、日々のお手入れで必要なことは2つだけです。
残菜フィルターを掃除する
残菜フィルターとは食べ残しが食洗機内部にたまるのを防ぐものです。
写真中央のプラスチック部品を反時計回りに回せば簡単に外すことが出来ます。
取扱説明書を読むと、洗浄後は毎回残菜フィルターを掃除するよう記載があります。
しかし食洗機に食器を入れる際に予洗い(流水で食べ残しやソースなどを流す程度)すれば残菜フィルターに食べ残しが溜まることはほとんどありません。
米粒などの小さい食べ残しは排水と一緒に流されます。
庫内を乾燥させる
残菜フィルター下は水が溜まる仕様なので仕方ありませんが、庫内は乾燥させておかないと特に夏場はすぐにカビの温床になります。
使用後は水滴を軽く拭きとりをして、ドアを開けて乾燥させておきましょう。
臭いや汚れが気になる場合は「食洗機専用クリーナー」を使って空洗浄するとすっきりします。
定期的に行なってもいいでしょう。
まとめ|SS-MU251を実際に使ってみた感想
ぼくは1台目にパナソニックの大容量タイプを買ったので、正直SS-MU251は給水もめんどくさいし、容量も少ないしで不満は多かったです。
我が家は2人暮らしですが、朝昼晩とまとめ洗いをしたいし皿もばんばん使うので、同じような家庭であれば大容量タイプをおすすめします。
ただし置き場所の問題やそこまで食器数も使わないしほぼ毎食後に洗っているのであれば、洗浄力は申し分ないので十分役に立つと思います。
食洗機があるのとないのでは大きな差になるのは間違いないです。
よくある質問|Q&A
食洗機の基礎知識(用語解説)
ここでは食洗機についての基礎知識を簡単に紹介していきます。
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